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上司との関係がうまくいかないとき、見つめたい“心の投影”

職場で上司と意見が合わず、思わず言い合いになってしまう。
誰もが一度は経験のあることかもしれません。

私もかつて、上司と衝突することが何度もありました。
特に、指示や説明に合理性が感じられなかったり、
自分の都合を優先されるような場面では、心の中に“モヤッ”とした不信感が湧き上がってきました。

「どうしてもう少し、誠実に対応してくれないのだろう」
そんな気持ちが抑えられず、つい言葉が強くなることもありました。

強く反応する原因(可能性)

冷静に考えれば、誰にでも完璧でない部分はあります。
それなのに、なぜ私はそこまで強く反応してしまったのか…。

その答えを探していくうちに、
心の奥にある“原点”のような記憶が浮かび上がってきました。

それは、父との関係です。

子どもの頃、父が飲酒して荒れる姿を見たとき、
私は「この人には頼れない」と感じました。

その瞬間から、心のどこかに“上に立つ人を信頼できない”という感覚が刻まれていたのかもしれません。

上司=父や母の投影であることも

心理学では、私たちは無意識のうちに、
職場や人間関係の中で「親との関係パターンを再現している」ことがよくあります。

上司に対して強い反発を感じるとき、
その根底には「ちゃんとしてほしい」「守ってほしい」という
子ども時代の願いが隠れていることもあります。

つまり、上司との関係は、
過去の「親との関係」を癒すチャンスでもあるのです。

私の場合も、上司との言い合いを通して、
「信頼できる人に出会いたい」「ちゃんと支えてほしい」という
心の奥にあった願いに気づくことができました。

過去の体験をどう活かせるか

それ以来、私は”上司のような立場”に立つとき、

「自分がされて嫌なことは絶対にしない」と心に決めました。

相手が部下でもクライアントでも、
どんな立場の人にも誠実に、丁寧に接するようになったのです。

不信感を与えないように、
相手の立場を尊重し、誠実なコミュニケーションを心がける
それが、自分なりのリーダーシップの形になりました。

人間関係の“鏡”を見つめる

もしあなたが今、上司や周りの人に対して
「理解されない」「信頼できない」と感じているなら、
それはあなたの中の“信頼したい心”が傷ついているサインかもしれません。

人間関係は、いつも鏡のように、
自分の内側を映し出してくれます。

上司への不信感も、親との関係も、
実は“信頼を取り戻すためのレッスン”として
人生が与えてくれているのかもしれません。

信頼を育てる生き方へ

過去の上司との衝突は、今思えば
「信頼とは何か?」を深く学ぶための大切な体験でした。

信頼される人になりたいなら、
まず自分の中の“信頼していい心”を癒すことから始めること。

そうして初めて、
私たちは誰かに安心感を与えられる存在になれるのだと思います。

上司との関係がうまくいかないときこそ、
“自分の中の信頼”を育て直すチャンス。
人を責めるより、自分を理解することから、人間関係はやわらかく変わっていきます。

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